お役立ちコラム

アンチエイジンング
2016.10.21
顔を洗うのは石けんがいいと言われる本当の理由

【そもそもですが、洗顔料って石鹸のほかにも洗顔フォームとか色々ありますよね
なぜその中でも石鹸を作ったんですか? 石けんってつっぱりませんか】


答え:
結論から先に言いますと、
肌が繊細な日本人には、洗顔料は、
洗顔フォームではなく、石鹸がベストだと考えた
のです。
色んな美容家、モデルさんに聞いても、洗顔は石鹸でという方がほとんどですね♡

日本人女性の肌というのは、元々とても綺麗なんです。
肌のキメが細かくなめらかですべすべしています。
日本人に生まれただけで、ラッキーなんです♡だけど、欠点もあります。


肌のキメが細かく、なめらかな分、角質層が薄く、刺激に弱いので、
敏感肌になりやすいという点です。

 

【FitSPAが石鹸を作った理由】

お顔の汚れ、脂は水で流しただけでは完全には汚れを落とすことはできません。
そこで、「水と油を合体させて」汚れを落としやすくするために
(界面活性剤)が必要になります。


みなさん 界面活性剤というものを悪いものというイメージをもたれる方もいらしゃるのですが、
重要なのは、界面活性剤が悪いわけではなく、
「どんな」界面活性剤で汚れを落とすのかがとても大切になります!!


洗顔フォームが肌に良くないとされる理由は、
原料の「合成界面活性剤」という洗浄成分が持つ化学的な特性にあります。


それが長期的に見たときに、肌を荒れさせ、乾燥肌を生み出す原因になっているのです。
洗顔の場合には、洗顔後に水ですすいだときに違いが出ます。

凄く簡単にいうと、


石けん:水ですすぐと洗剤でなくなる
合成洗剤:水ですすいでも洗剤のままである


この合成洗剤の「洗剤としての安定性」が
洗顔フォームの欠点にそのまま繋がっています。

≪洗顔フォームは(洗剤)が肌に残留する≫
洗顔料で顔を洗うと、どれほどすすぎを徹底したとしても、
洗剤の一部はかならず肌に残留します。
この点は石鹸でも洗顔フォームでも変わりません。

≪なぜそのようなことが起きるの?≫

界面活性剤は油にくっつく成分であり、肌には油が含まれているからです。
その吸着力によって油性の汚れを落とすわけですが、肌に含まれる油にもくっついて離れなくなるのです。

しかし、石鹸の方は水ですすいだ時点で洗浄力を失い、
(肌にとって無害な成分に変化)します。

この「顔を洗っている間だけ洗剤になる」という特性が、
肌を洗う上で非常に都合が良いために、石鹸は理想的な洗顔料なのです!

一方、洗顔フォームの方は合成界面活性剤でできていますから、
水ですすいだ後も洗剤のままで肌に居残ります。
こうして洗剤にくっつかれた肌の油は、「細胞間脂質」と呼ばれ、セラミドなどの肌の潤いを保っている成分です。

結果的に、洗顔フォームを使っていると、
毎日少しずつセラミドなどの保湿成分を肌から無駄に流出させることになってしまいます。

これが洗顔フォームの使用が(乾燥肌)に繋がる理由です。

洗顔フォームを私がオススメしないのは
「洗剤として肌への残留性」があるためです。
 

日本人は特にこの角質層が薄いので、
外部からの刺激に弱くなり、内側からはどんどん水分が蒸発していき、乾燥肌につながるんですね

長い間、『スキンケアちゃんとしているのに乾燥する・・』というお悩みの方は、

見直すべきはクレンジング・洗顔なんです。


しかしながら、
『石鹸ってなんだかつっぱる気がする!』という方も多いですね!


でも、(洗顔後、一時的につっぱる)のは本来はあって普通なんです。
『石けん=弱アルカリ性 お肌=弱酸性』です。


この弱アルカリ性の石けんで洗顔することによって、
(お肌に薄い膜)が張られます。その(薄い膜)は弱アルカリ性のため、肌は本来の弱酸性に戻そうとします。

この、『つっぱる感』は肌が活性化している証拠です。

石けんは本当の意味で『お肌のために優しい』ということ。

『石けん』は肌の角質の保護機能を壊してしまうこともなく、
(弱アルカリ性)によって肌本来のチカラを引き出してくれるので、
本当の意味でお肌のために優しいのです。


そして、このつっぱり感も、石鹸の種類を選ぶことでほぼ解決できます。
グリセリンを含み、美容成分が含まれる作り方の石鹸を選ぶことをおすすめします。

 

肌の回復力は素晴らしいので、石鹸で洗顔をしばらく続けると、
徐々に保湿力が高まり、肌質が改善されていきます。

数ヶ月後には乾燥を覚えにくい肌になってくると思いますよ!

肌をきちんと、刺激を与えることなく不必要な酸化物質や、汚れを洗い流し、
適切にターンオーバーさせていけば、
本来の肌の美しさをスムーズに引き出すことができ美肌を取り戻すことができます。

 

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